2007-10-19

消費税と法人税<教えて!エラいひと

最近、消費税の税率を上げるかどうか、という議論が盛んです。消費税率が上がると生活を直撃するので、慎重に議論してもらいたいところです。

それはそうと、国民の生活レベルが向上しない中、売上・利益共に好調な大企業が多いようです。であれば、消費税率を上げずに法人税率を上げるべきではないでしょうか。
しかし、世界的に見て日本の法人税は高い(参考)。これを更に上げるとなると、国外に移転する企業が出てくるだろう、というのが法人税増税反対論者の言い分です。

その理屈はわからなくもないのですが、一方で日本は消費税の様な間接税が低い国です。先進諸国の中では飛びぬけて低い(参考)。

法人税は、帳簿上の工夫で節税することが可能ですが、消費税はそういうわけには行きません。日本で経済活動を行えば、会社の経営が苦しくても課税を免れません。その状況下で、法人税率が上がるのと、消費税率が上がるのでは、どちらが企業にとっての圧力になるでしょうか?

誰か、解り易く教えてくれませんか?

0 件のコメント: