2007-02-20

Dumcanの名機、Freehand Zero

えー、先日、お世話になっているヨーヨーショップが、店頭販売をすると聞きまして。せっかくだから、糸でも買っとこうかなと。かな、と。かな…と…思ってたら、帰りにはうっかりヨーヨーを買ってました。
言わずと知れた(え?知らない?!)Duncanの名機、ハードコアシリーズフリーハンド・ゼロです。
このフリーハンド・ゼロは、バンダイ・ハイパーヨーヨーでは、フリーハンドと呼ばれていました。ダンカンにもフリーハンドという機種がありますが、これとは違うものです。まず形状が違いますが、工作精度の点でフリーハンドよりフリーハンド・ゼロの方が優れています。実際に振ってみると一目瞭然です。

にも書きましたが、私はバンダイ版も持っています。比較したのが右の写真。ヨーヨー本体の下に並んでいるのは、フリーハンド(CW、あるいは5Aとも)プレイに使うカウンターウエイト。ダンカンの説明書には、「Duncan Die」と書いてあります。サイコロのことですね。Collectable Counterweightとありますから、いろんな種類があるようです。ダンカン版は、バンダイ版よりも一個多く付属しています。

左の写真は、カウンターウエイト。五つのカウンターウエイトの下に見える小さな部品は、ヨーヨーのギャップを調整するためのスペーサ(spacer)です。最初から本体に二つ組み付けてあるのと併せて、全部で四つ付属しています。

右がヨーヨーに組みつけてあるところ。金属の軸が本体中心に生えていて、それに、スペーサ・ベアリング・スペーサの順で組んであります。写真では、片方のスペーサが本体の中に埋もれていて見えませんが。本体が黒なので解りにくいですが、本体軸周辺にフリクションステッカーと呼ばれる黒色のシートが貼ってあります。

スペーサとベアリングを本体から取り外したのが左の写真。写真左端の円筒が、銀色のスペーサ二個でベアリングを挟み込んでいるもの。金色の二つが、上の写真に写っていたスペーサです。ベアリングにちょっと瑕か錆のようなものが浮いてます。アメリカンクオリティですなあ。

ちなみに、銀色のスペーサの方が金色のスペーサよりも厚いです。左の写真だと解りやすいかな?初期設定の銀+銀に加えて、金+銀、金+金の組合せが可能なので、三段階にギャップを調整することができます。

バンダイ版も含め、つい最近のものまで、スペーサに加えてOリング(O-ring/おーりんぐ)と呼ばれる小さいゴムの輪が付属していました。これとスペーサを併用することで、無段階にギャップ調整が可能です。が、ヨーヨーの締め付けが緩んだのが解り難いので、気をつけていないと、投げた途端空中分解、なんてことになります。人に当たると非常に危険です。

2007-02-15

「自分らしい自分が好き」と「恥」

僕らの世代は、個性、「自分らしさ」というものが重要な価値である、という教育を受けてきた。多分、僕ら以降の世代も同じだろう。アフラックのTVコマーシャルの「今の自分が一番自分らしくて好きです」とか、スマップの「ナンバーワンよりオンリーワン」(作詞は槇原敬之)とかは、こういう教育の成果だろう。

一方、日本の文化は恥の文化である、と言われている。恥とは、現実と理想の差を目の当たりにしたときに発生する感情だ。理想に達しない自分を心苦しく思う。これが「恥」だ。

「自分らしい自分が好き」と「恥」は、言わば正反対の価値観だ。「自分らしい自分が好き」は、ともすればまったく理想を持たず、現状追認しかない堕落に陥る可能性を持っている。「恥」はその逆に、理想に達しない自分を完全否定することに繫がりかねない。お互いが並立し、補完しあわなければ、うまく行かないものではないだろうか?

しかし、最初にも書いた通り、僕ら以降の世代は、「自分らしい自分が好き」を強く刷り込まれている。このことが、様々な歪を生んでいるのではないだろうか?

2007-02-08

大谷昭宏って人の意見は、まったくもって論理ってもんがない

久々の更新にもかかわらず、カタい話ですまぬ。仕事が忙しいのだ。

以前にも批判したことがあった([1][2])が、大谷昭宏氏のコラムを批判してみる。今回取り上げるのは、『「家族」の視点から女性・女系天皇に賛成 ― 男の子がいる家庭だけが理想か ―
氏はファミリーの視点から女性・女系天皇に賛成、と言っている。そもそも、女性天皇は過去に例があり、これに反対している人はほとんど居ない。だから、氏の主張は、「女系天皇に賛成」であって、その理由は、天皇家は、国民の敬愛する理想の家族(ファミリー)であるべきだから、というもの。続けて、現代の理想の家族とは、「必ずお世継ぎ様の男の子がいる家庭」ではない、と言っている。
なるほど。では、どういう家庭が理想なのか?そのことに氏は何も答えていない。子供が居ない家庭すら、理想の家庭足りうる、とは言っているが、具体的な条件は何も書いていない。
ならば、どんな家族でもいいってことになりはしないか?具体的に理想の家庭を定義しなければ、どんな結論でも導き出すことが可能だ。理想の家庭の具体像を定義しない限り、氏の主張は根拠のないものだと言わざるを得ない。

また氏は、現憲法の精神に基づけば、側室を認めることはできない、ということも女系天皇を認めざるを得ない理由に挙げている。そもそも現憲法はGHQに半強制されたものであり、そんなに有難がる程のものか、というのは措くとしても、側室を認めること以外に男系を保存していく方法はある。それは宮家を増やすことだ。この方法を取り上げないのはどういうことか?まあ、紙面の都合なのかもしれないが。

2007-02-04

ヨメガ・レイダーの代替品到着。さすがスピンギアさん。

前々回前回と 書いてきたヨメガ・レイダーの不良品(?)の件ですが、ついにスピンギアさんから今日、代替品が到着しました。

トイザらスで買ったのは青だったのですが、クリア/イエローを貰いました。
なかなかきれいな色で気に入っています。むしろ、今回の件があってよかったかも。

もっとも、これはスピンギアさんの対応が良かったからそう思えたわけで。