2008-01-10

西日本新聞: 新聞記者は数学ができないらしい

えー、毎度おなじみの揚げ足取り。
2008/1/10(水)付の西日本新聞朝刊一面の「ふるさと再生」より引用:
今の売れ筋は長さ五十センチの特大アップルパイ。一日寝かせた生地を棒で延ばして折りたたむ。十数回繰り返すと、極薄の百層もの生地が重なり、サクサク感を引き出す。
1枚の生地から初めて、1回折りたたむと2層になります。2回なら4層、3回なら8層、…、n回なら、2のn乗層になる計算。
「十数回繰り返す」ならば、少なくとも2の10乗、すなわち1024層以上。
逆に100層以上にするには、2の6乗が64、2の7乗が128ですから、7回で十分。

まあ、白髪三千丈に類する文学的表現って可能性もなきにしもあらず、ですがね。

0 件のコメント: