2007-08-08

コンセプチュアルアートと釣り

ネット上でも物議を醸しておりますが(痛いニュース(ノ∀`)など)、フランス北西部の世界遺産「モンサンミシェル」で京都女子大学生が「エコロジカル・アート」を繰り広げたらしいです(毎日の記事)。これは、京都女子大学土田隆生教授の指導の下、1994年から行われているものらしいです(エコロジカルアートプロジェクト(EAP)のページ)。

この手のパフォーマンスは、コンセプチュアルアート(conceptual art)と呼ばれるもので、いわば、

目立ちたがり屋の一発芸

みたいなもんです。そういうものに対して「意味がわからん」と言う批判をするのはナンセンス。製作者側はむしろ、「お、釣れた」とほくそ笑むことでしょう。2ちゃんねるの釣りと同じ。
否定したいなら、無視するのが一番。次善策は

「釣れますか?」

と返すことくらいですかね。

ところで、先に紹介したEAPのページですが、仮にもアート・芸術を主張するプロジェクトのページに、美的感覚がまったく感じられないのはいかがなものでしょうか。このセンス、まるで、1990年代にタイムトリップしたかのようです。
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なんて書いてありますが、IEで見ようとFirefoxで見ようと、美しくはありません。
大体、
エコロジカルアートプロジェクト
(下線は私が引きました)みたいに、半角片仮名を使っても気にしない様な人に、アートを自称して欲しくありませんな(意図的に使う場合を除く)

まあ、美的感覚では、私も人のことを言えた義理はないのですが…

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